@techreport{oai:kobe-cufs.repo.nii.ac.jp:00001238, author = {田中, 悟}, issue = {23}, month = {May}, note = {本稿では、投入物価格をめぐって上流企業と下流企業間での交渉が行われるような双方複占のモデルを考察し、上流部門と下流部門間の相互依存関係が両部門における企業の水平的な統合戦略をいかに規定するかについての分析が行われた。第1段階でM&Aに関する意思決定が、第2段階で投入物価格をめぐる交渉が、第3段階で生産物や投入物の数量に関する意思決定が行われるような3段階モデルを用いて、次のような帰結を得た。すなわち、上流部門の企業と下流部門の企業によるM&Aゲームが行われるとき、財1と財2の関係が代替関係にあれば、上流部門の企業は統合戦略を選択するのに対して、下流部門の企業は統合を行わない。他方、財1と財2の関係が補完的なときには、両部門において企業の水平的な統合が生じることになる。, 文部科学省科学研究費(基盤研究(C))2006年度~2007年度、研究課題番号:18530210, application/pdf}, title = {垂直関係下における水平合併のインセンティブと効果 : 予備的考察}, year = {2007} }